「捕まえて、約束したかったんだ」
「約束?」
「“2度と生徒会に近づくな”って‥
馬鹿だよね、あの2人も」
泣きそうな、それでいて嬉しそうな表情を浮かべる会長
双子から大切にされるのは嬉しい、
だけど双子をノーネームの事には関わらせたくない
そのどちらの感情もきっとあの2人には届かなかったんだろう
「僕は、自分のせいで双子に監視なんてさせてしまった事が悔しくて仕方が無いんだ」
とうとう会長の隠れた目から涙が溢れ出した
「双子は何も、悪くない‥のに
僕のせいで疑われて‥
おまけに、2人に生徒会を任せてしまって、
僕は何も‥くっそ」
ポロポロ、ポロポロ
溢れ出した涙は止まる事を知らず床に染みを作っていた



