「まあ一番目立つのはその指だよな」 「可愛いでしょ」 「お気に入りだよ」 チラッと爪に目を向けると 赤、青、黄、緑、黒 5本指が色鮮やかすぎる 「うん、すごい色」 「そんなコトより」 「早く職員室行こうよ」 「はいはい」 適当に返事を返して 双子について行く この学校広すぎないか‥ ◇◆◇◆◇◆ 「さて着いたよ」 「ココが職員室」 「想像以上のデガサだ」 「中に変な髪がいるから」 「犬塚に色々」 「「聞いてね」」 そう言い残して双子は 何処かへ行ってしまった