◎ののかside 私は瑠璃からその経緯を聞いた。 「誕生日ねぇ~。」 「酷いと思わない?」 「うん。」 「やっぱり私のこと好きじゃないのかな。だって私不細工だし。」 「そんなこと無いわよ。」 ほんとにそんなことない。 瑠璃は鈍感すぎる。 学校1の美少女と言われてる くらい可愛いのに。 こんなんじゃ、逆に瑠璃が 安藤の前から居なくなるんじゃない? って思うくらい。 でも私は瑠璃には幸せに なって欲しい。 だから私はある考えが浮かんだ。