嫌いなあいつは婚約者



「先に言われちゃうとは思わなかったな…。」



「え?」





早川さんの顔を見ようと、顔を上げる。


とても近くに早川さんの顔がある。




テンパっている私の耳元で「目をつぶって。」と呟く早川さんの声を聞き、私は目をつぶった。




そして、私と早川さんの影はゆっくりと重なっていったのだった…。











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リクエスト作品!
上手く書けてるかどうか…。


-補足-
早川さんが喫茶店に来ていた本当の理由は、
水菜ちゃんにもう一度会えることを期待して、です。

分かりにくくてごめんなさい!