嫌いなあいつは婚約者




その日の私は、サークル活動がなく、いつもより早く帰路に着いた。




そして、途中の道でばったりと、コンビニの袋をぶら下げた幹也くんと遭遇してしまったのだった。







そこからは、家が隣のせいで自然と家までの帰り道が同じ。




気まずくて、幹也くんの数メートル後ろを歩いていると、急に止まって振り向いてきた。











.