半やけ気味なその言い方はなぜかとても可愛くて、ついつい構いたくなる。
俺は瑠璃にもたれ掛かるように抱き着くと、ぎゅーっと自分の腕の中に閉じ込めた。
｢あー、もうほんと無理。おまえ可愛すぎるだろ。｣
その返し言葉は｢ばか。｣だったけど、その言葉でさえ愛しく感じてしまった俺は末期なのかもしれない。
こんな普通の生活が楽しいなんて、と俺は瑠璃の首筋に顔をうずめた。
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松田編終了!
私の中でも"松田"が定着しすぎて"由紀"だと違和感…笑
これを機に、松田＝由紀だと把握して下さい!←笑
