「今日も父さんの所に行くの?」
「うん、まぁ。」
「でも、明日から学校なのに…」
「しょーがねーよ。いろいろ準備あるし。」
今日も父さんに呼ばれているという松田は、一回家に寄って着替えてから父さんの元に行くらしい。
昨日は、結局私の家に泊まっ……//
思い出してしまって、顔が赤くなる。
すると、松田はニヤリと笑った。
「何思い出してんの?…酒井へんたーい。」
「うっさい!だまれ変態!!」
「早く行け!」と松田を玄関に追いやる。
「じゃあ行くわ」と言う言葉に油断していた私は、不意打ちの松田のキスに対応できなかった。
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