それからは、普通の、今まで通りの学校生活。

少し違うところと言えば、文化祭の準備で授業が潰れてないこと。





みんな喜んで明後日の文化祭のために準備に取り組んでいる。

私もそのうちの一人だった。





「こういうの初めて!」

「瑠璃、前の学校ではなかったのー?」


「うん!全部学校がやってくれてたし…」






ワイワイとはしゃぐ私とそれを見ている水菜。


すると、水野さんから声をかけられた。






「ちょっと…いい?」


「あ、はい!」






「それじゃあ、ちょっと行ってくるねー!」


水菜に一言かけて、私は教室を後にした。









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