その姿はいつもとは違って、とても弱々しいものだった。 理由は、やっぱりストーカー。 俺が、まずいな…顔をしかめた時、酒井はうずくまった。 そんな酒井があからさまに目を反らしている方には、少しヤバめな感じの大人。 俺は酒井を抱き上げると、家に入れた。 抱いた酒井はとても軽く、女って感じがして…こんなときに不謹慎だとは思うけど、俺の心は跳ね上がった。 .