『さーてと!そろそろ戻ろうか。』
そう言うと紫音は眼鏡をかけ、着崩していた制服をキチッとする。
まるで別人だ。
「じゃぁまたね紫音♪」
『またな。』

こうしてあたしたちのお昼休みは終わった。
教室に戻ると梨花に事情聴取されたのは言うまでもない。
正直怖かった…。