【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~




「そんなの知らないよっ」と赤い顔で言う。



そんな俺等を見た、上野が。




「凌くん、楓のことが好きなの? 肩に手回すなんて...」



と少しニヤニヤしながら言った。




「は? なんで、好きってことになんの?」




意味が分からない俺は聞き返した。




「肩に手回すとか、普通だろ?」と言うと、上野は。




「普通じゃ無いよ。そういうのは、友達同士はしないの!」




俺は、凄く衝撃を感じた。



友達は肩に手を回さないのか!!



今まで、男友達の肩とか普通に手回してたのに...。




好きじゃないとダメだなんて、初めて知った。


ん。つーことは、男に対しても...?


好きじゃなきゃ、ダメなんか!!