「玲王、俺らはどう転ぼうが気にしてないから」
由樹に掴まれた手を振りほどき、にかっと笑う陽斗。
「まあ、この際楽しみなよ」
クスクス笑う由樹。
「例え、グループ解散になったとしても、消えるわけじゃないし?」
もう腹を決めたのか、静かに前を向く郁斗。
「マスコミには、慎重、迅速、身の振り方に気を付けろ、の〝しじみ”だからな!」
「最後長くね?」と郁斗に突っ込まれる葵。
一歩前に出て、しっかりと玲王と目線を合わせる凌。
「泣くなよ?」
「ばか、そんな醜態さらすか」
凌が一発、玲王の胸板に拳をぶつける。
〝がんばれ”
そう瞳が言っていた。

