「SHOOTは現れないのか?」 「社長は?」 芸能事務所に着くと、周辺には大勢のマスコミ、野次馬がたまっていた。 これじゃ、正面から割って入ることはできないわね...。 向いの建物の影からそっと覗きこむ。 「マスコミに変装してまぎれるか...」 スッ。 急に後ろから手が現れ、口を覆われる。 「むぐっ...」 だれ...?! 悲鳴をあげようと声を出そうとする。 「――――しっ。静かに」