「よっ...と......」 ゴツゴツした岩場を見回る。 居る...訳無いか......。 一応、奥へと進む。 すると、人の頭が見えた。 茶色の髪......もしかしてッ。 見える位置まで移動する。 はっきりと見えた今、確信した。 「れ...お?」 大きな声で言ったから振り向いてくれた。 その人はやっぱり玲王だった。 でも、斜めに見えて...? 横を見ると海。 あ。私、今落ちそうになってるんだ。 落ちそう? 「キャァァァ!!」 おーちーるーッ?!!