周りの人が見ていたから、場所を移動する。
「はぁー、バレたらたくさんの人に写メられるだろ?」
説教するように話す。
でもね.........。
酸欠状態だから離してくれないと死――――
「あ。わりぃ」
私の危険な状態に気づき、パッと手を離す。
はぁはぁと肩で息をする。
キツかったぁ......。
「なんで...ここにいるの?」
仕事でも無いのに、ここに居ることが気になった。
「明日から旅行だろ? その準備の為にな」
私と一緒じゃん......。
「そうだっ、一緒に買い物しない?」
「別に良いけど?」
一人じゃ色々と分かんなかったし、二人の方が楽しいよね♪

