【完】SHOOT~あなただけのマネージャー~




葵とは1歳ぐらいしか変わらない。


でも、葵は俺よりもいろんなことを考えていて




俺よりも遥か上にいるみたいだった。



俺は何も考えていない子供だ。




「そろそろ帰るか!」



今までの寂しげな表情は消え、葵は眩しいくらいの笑顔だった。



ずっと疑っていたから、その分葵の凄い一面が見えた。




「そうだな」



葵を信頼する気持ちが今日出来た。





でも。




楓が"大スキ"って言ったことは許せないけどな。