【玲王side】
「...お。...れお.........玲王!!」
ボーッとしていた空間から、呼び戻される。
振り返ると、凌が不思議そうに俺を見ていた。
「何度も呼んでたじゃん? もう夏だし、夏バテか?」
やべ。俺、凌に呼ばれてたんだ......。
凌に軽く謝る。
「弁当、どっちが良い?」
ニカッと唐揚げ弁当と生姜焼き弁当を見せる。
そんなのどっちでも良いし。
急に呼ばれて驚いたのに、呼んだ理由はそれかよ。
凌の頭を叩く。強めに。
不意に、真剣に井上さんと話す彼女を見る。
真剣な顔も、可愛いな...
...なんてことを考えているんだ、俺は!!
気づけば、最近いつも彼女を捜している。
いつも明るく周りを和ませる、楓を。
「...お。...れお.........玲王!!」
ボーッとしていた空間から、呼び戻される。
振り返ると、凌が不思議そうに俺を見ていた。
「何度も呼んでたじゃん? もう夏だし、夏バテか?」
やべ。俺、凌に呼ばれてたんだ......。
凌に軽く謝る。
「弁当、どっちが良い?」
ニカッと唐揚げ弁当と生姜焼き弁当を見せる。
そんなのどっちでも良いし。
急に呼ばれて驚いたのに、呼んだ理由はそれかよ。
凌の頭を叩く。強めに。
不意に、真剣に井上さんと話す彼女を見る。
真剣な顔も、可愛いな...
...なんてことを考えているんだ、俺は!!
気づけば、最近いつも彼女を捜している。
いつも明るく周りを和ませる、楓を。