「いっ、痛いって、楓っ! ごめんごめんっ、俺が悪かった!」 と必死で謝る凌。 そんなに強く叩いてないんだけど。 でも、ここまで謝られてるから、叩くのを止めよう...。 「楓に叩かれたとこが赤いじゃん」 ほらほらっと腕を見せつけられる。 「もぉっ、分かったからっ! 私も悪かった!」 なんで私が謝らなきゃいけないのよぉっ...。