問題は、凌と玲王。 凌の方へ歩み寄ると、凌は答案を握りしめていた。 「...楓...、この答案見てみろよ...」 目を合わせず、そう言う凌。 恐る恐る見る。 31と書かれていた。 あ......、頑張ったのにね......。 「どんまい、しの「凄いだろ?! 俺、今まで20点ぐらいしか取ったことなくて、10点も上がるなんてさー!」 言い終える前に、凌に遮られた。 31で喜んでる...。 ま、まあ赤点じゃないだけましかな??