「で、どうして私がマネージャーなんかしなくちゃならないの?」
イチャイチャしている2人に言う。
答える気配は...、なさそうなんですけど。
すると、社長室のドアが開き、人が入って来た。
「それは、私が説明致します」
「へ...?」
ミディアムの茶色の髪に、黒のパンツスーツを着こなしている。
脚長いし、スタイル抜群。
こう、出るとこは出る、みたいな。
胸ね。胸。
キャリアウーマンって言うのかな。
「初めまして、楓さん。
秘書の宮原和香です」
美しい声で、優しく微笑む。
女の私でも、ドキドキしちゃうよ...。

