「なんで?」


俺が、柚流に問い掛けると…

「お祝いだよ、お祝い!」

「柚流…マジでありがとな。」


柚流は、少し照れた感じで、頭をかいた。

俺は、いいダチを持ったなとつくづく思う。


「じゃあ、10時にいつもの場所に集合ってコトで!」

「わかった。ちゃんと私服で来いよ」


柚流と約束をして、体育館を後にする。


つーか、バスケしてねーや。バスケするために体育館に行ったのに、意味ねーや。
はぁ。今度に持ち越しだな。

そして、俺は担任に仮病を使い学校を後にし、自宅へとむかった。