時々…俺は副社長に呼び出された。 「マー君」 いつまでたっても叔母は俺を小さな子供扱いする。 マー君だなんて…俺の親でもそんな風には呼ばない。 「…いい加減やめて下さい…その呼び名は」 他の連中が聞けば皆…可笑しく思うだろ? 「…でも…私にとってはいつまでもマー君よ」 「……」 叔母と言い合っても…口では叔母に勝てないーー 俺がいつも折れる…… 俺はソファーに座り込む。 「用件は何ですか??」