side 英士 桜がぶっ倒れて あの日の出来事がまた 繰り返されたかと思った。 倒れた桜を見て俺はただ呆然とするしかなかった。 すると俺の前を暖人が通り過ぎて 桜を軽々と抱き上げ 保健室へ歩き出した。 あの時と同じ 俺は何もできなかった。 桜を助けるのはいつも暖人 海と太陽、暖人、俺 四人で保健室にはいった 俺は怖くなった。 また、桜に忘れられるんじゃないかと。 おれだけじゃない、海も暖人も太陽も 不安でいっぱいのはずだ。