背筋が凍りついた。


「聞いてんだよ…昨晩は…充分楽しんだか!?」


「痛いっ!」


亜蓮はいきなりあたしの髪の毛を引っ張って希夢から離れさせた。


「今朝俺のファンクラブの女から電話があったんだよ。」


ビクッ!


亜蓮が耳元で囁いた。