「なんで…知ってるの…?」


「昔…俺は一人の女の子を助けたから。好きな苺味だけど嫌いなピンク色。それを三個あげたんだ。お前に…」


希夢はベッドから降りた。


「ちょ、希夢、点滴してるんだから安静にし…」