勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【下】



「少しの間黙れ。」


「んっ…!」


亜蓮はあたしの上に覆い被さり、激しくキスを求めて来た。


亜蓮の舌が口の中に入ってくると、亜蓮はワンピースのボタンを一つ一つ外し始めた。


「ちょ、嫌っ…!」


亜蓮を力いっぱい押し返して、ベッドから降りた。