「あぁ………。おめでとう。怜美」


勇真はニッコリ微笑んで言った。


「ありがとう。念願の子供だね。約束がまた一個叶っちゃった」


「そうだな。怜美、本当におめでとう」


「うん。だけど、安静にしてなきゃいけないから今日は無理かな。ごめんね。初夜なのに………」


「いいよ、そんなの。体の方が大事!」


「ありがとう。ごめんね。今日はもう寝るね………」


パパッと着替えてベッドに入る。


「ん。おやすみ。俺も、もう少ししたら寝るから」


「ん………わかった。おやすみ………」


そう言って、私は眠りに着いた。


結婚式は本当に幸せだった。


お父さん、お母さん、本当にありがとう。


勇真、一生貴方と共に歩んでいきます………。