「そっか。ずっと仲良くするんだよ」


「あははっ!れおん君なんか、変!」


こんなに声だして笑ったの久々かも。
笑うのっていいね。悲しい気持ちがすっ飛んじゃうよ。


結局、そのあとくだらない話をして、そろそろ時間になった。


「れおん君、ありがとう。またね!」


「うん。なんかあったらメールとかして。いつでもいいから。あと、勇真にもメールしてやってね」


「うん!あっ、もう行かなきゃ。バイバイ、れおん君!」


「うん!バイバイ、怜美ちゃん」


れおん君に別れを告げて、私は急ぎ足で事務所に向かった。


れおん君のお陰で元気になれた。勇真君のためにも、モデルの仕事、頑張らなくちゃ!!