「………別れろってことですか?」


以外にも冷静な言葉を言った私。自分でもすごいびっくりした。


「青崎勇真と付き合っていることを認めるのかね?」


「写真を撮られてしまった以上は言い訳のしようがありませんから」


「怜美!なんでこんなこと………!あれほど“好きになるな”“付き合ったらダメだ”って言ったのに!!」


「だって!!……だって、好きになってしまったんだもの。しょうがないでしょう?」


「………この事務所の掟を覚えてるかい?」


「はい。
一、恋愛は御法度
二、きちんとした挨拶
三、必ず社長とマネージャーを信じること
………でしたよね?」