ー18歳ー
世間では、高校三年生。
中学すらまともにいかず
遊び歩いていた私は
この頃には夜の世界に
染まり切っていた。
適当に彼氏作って、
それが何人もいて、
ただただ与えられる毎日を
適当に生きていた。
この時の私は
これから私が体験する事
何ひとつ予想していなかった。
でも人生ってそんなもんだよね。
私の前で繰り広げられる全てが
新鮮で、斬新で、残酷でした。
泣き叫び
喚き散らし
自棄になる私を
私は想像できた?
感情的になる事なんて
なかったもんね。
あなたに出会うまでは。
いったい何が正しかったのか
間違っていたのか
何が悪で
何が正義なのか
この頃の私には
何ひとつわからなかったんだ。