蓮くんは素早く立ち上がると、ずっと座ってる私の手をひいた。 「俺今から帰るから。」 「は…?」 私が遅れたのを勝手に待って、自分で私の家に上がり込んできて…なんなの?! もっと私のこと考えてよ。 襲われかけた私のこと。 もっと考えてよ。 そうやって弄んで、 私ばっかり好きで、 どうせ思いは通じないのに、 私ばっかり好きで、 ただの家庭教師なのに、 私ばっかり好きで。 蓮くんから、 お母さんから… ひどいよ。