「みんな‥魅美ちゃんが壊れた‥」


私の言葉にみんなはまたポカーンとなった。

魅美ちゃんは「違うから!」と必死に叫んでいた。


「湊ちゃんは可愛いよ!!」

「うん!かなり!!」

「すんげー!似合ってる!!」

「姫羅、女の子の中で1番よ!!」

「自信もって大丈夫!!」

「あんたの右に出る者はいない!!」


みんな沢山のお世辞を言ってくれた。


「みんな‥お世辞なんていいのに」

「「「「「「え?違うから!!」」」」」」

「‥え?」


私が首を傾げると魅美ちゃんが口を開いた。


「みんなマジで言ってるよ」


私は魅美の言葉に不安を感じた。