俺の名はブリュッセル・グリフォン

竜神と堕天使の間に生まれし異端の存在だ

瞳は右が碧で、左が黄金である

これは左右で竜神と堕天使の瞳の色を受け継ぎ、俺が異端であることを物語っている

銀色の髪も、俺が孤高の者であると主張するかのように冷たく輝く

俺は誰からも愛されず、誰も愛さず、数千年の時を生きてきた


時には何もかもが嫌になり、破壊の限りを尽くしたこともある

天界だけでは飽きたらず、地上にまで手を伸ばしたことも、今となっては遠い思い出だ