「炎龍は、俺たちの代の『組』の名前なんだ。」



「どういうこと?」




「俺たちは代を変わるごとに名前を変えるんだ。だから、代替わりしたら炎龍は死んだことと一緒だろう?な!」





わたしが好きになった人はなんてバカで、優しいのだろう。






今度は、笑顔も、涙も止まらなかった。








こうして私たちの戦いは終わった。