星の哀歌

実はこのケーキ屋さんはアタシのお兄ちゃんが先に見つけた

お兄ちゃんは甘いものがあんまり好きじゃないし、女の子のお客が多いケーキ屋さんとかは苦手なはず

でもどうしてかこのケーキ屋さんにはどうしても入ってみたかったみたい

ひとりじゃはずかしいからって、半分無理やりにアタシを連れて来たんだ

「いらっしゃいませー」

いつも笑顔で出迎えてくれるここの店員さん

「ちょっとあゆ! 今の店員さん超かっこよくない?」

席について、さっそく美紀があの店員さんのについて色めきはじめた