星の哀歌

「おまえ、あの男と付き合ってんだろう?
俺を殴りとばしたあいつとさ……
俺は何年も何年もあゆのことが好きだったのに、ひどいよなぁ……
急に現れて俺がずぅっと好きだった女をとっちゃうなんてさ。
だから復讐してやろうと思ったよ。
直接あいつに会いに行ってボコってやんのもいいと思ったけどさ、やっぱやるならそいつにとって一番嫌なことをしてやりたいじゃん。
……でさ、なにがいいかなーって結構一生懸命考えたんだよ」

耳元で楽しそうに話す声

もうこれ以上、聞きたくない

「……やっぱ、自分の女犯られるのが一番悔しいよね」

裕太の手がアタシの胸をはいまわって、襟元をつかんだ