アタシは山内を殺すために持ってきたナイフを取り出した

「あああああああ!」

ナイフを突き刺すために全力でお兄ちゃんに向かっていく

お兄ちゃんはナイフをよけた

「よけないでよ! なんでいつも思い通りにさせてくれないの!?」

また向かっていこうとするけど、腕をつかまれた

ナイフを離さないようにきつく握りしめる

お兄ちゃんは暴れるアタシを突き飛ばした

「痛い!」

お腹にひどい痛みが走った

アタシは立ち上がることもできなくなって、お腹を抱えてのた打ちまわった

裕太が救急車を呼んでくれたけど、そしたら警察にもバレてしまう

アタシはもうどうでもよくなって、意識を手放した