あたしの愛、幾らで買いますか?

あたしは小さな子供がふて腐れるように

寝室のベッドにもぐりこんだ。

だけど、

ベッドにもぐりこんだあたしは、

すぐに起きてリビングへ向かった。


目的は、テレビの横に置いてある

朔羅が使っていた香水を取りに行く為だ。


―シュッ…


寝室に戻ったあたしは

布団と枕にふわりとかかるように

香水をかけた。


香水を元の位置に置いて

あたしは再び、そこにもぐりこんだ。


「…早く帰ってきて」


そう呟いて、

眠りについた。