そのときでした。



「.....慧...さぁ~ん?」


後ろから怒り気味の
女の人の声が。



「.....うっぅ。咲...」



「若いこのほうが食べたくなっちゃうんだ、へ~」



「す、すまん!!」


この人は...いったい..


「初めまして、陸斗の母の咲(エミ)です。」


「どうも...」


「ごめんなさいね?この変態親父が..」


「いえ...」



陸斗くんは
勝ち誇った顔をしている。


なんかこの家族
面白いな。