さっきまで、机に突っ伏していたオサムが立ち上がってあたしたちを見ている。
・・オサム??
「超ヤキモチ妬きなんだよね・・オサムは。」
・・え??
すると、目の前にオサムが現れた。
「遼・・どういうつもりだ?」
「どういうって?オサム、琴女ちゃんと別れたんじゃないの?」
上杉くんは挑発するように言う。
「うっせーよ。来い、琴女」
オサムはいきなりあたしの腕を掴み、教室からでる。
無言のまま・・・
でも、つかまれている箇所は温かい。
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