「おはようございます」 颯爽と挨拶を交わしながら入って行く香恋さんの後ろを不審者のように付いて行く。 あ、私の席のお近くだった、 今まで鼓動不振にし、誰ともしゃべらなかった私、 そんな私は一本の光の道を見つけた、そんな気がした。 「夏鈴さんって香恋様と仲がよろしかったのですね。私たちも仲間に入って宜しくて?」 声を掛けて下さったのは華々しい方々。 にしても、香恋“様”って? そこがやはり気になってしまった……。 「なぜ、香恋様なのでしょうか?」