嬉しくも悲しく思う。 そして、人との別れが一番つらい気がする。 花蓮にも龍輝にもまだまだ言いたいことがたくさんあるのに。 これからもたくさん一緒に居たいのに。 なのに、居れない。 花蓮は、他県への大学へ行き、龍輝は大学を行かずに働くのだそうだ。 私は、近くの大学へ行き平凡に過ごすことを考えていた。 こうして、大切な人ができるとは思わなかった。