「なになに? 2人共、知り合い?」 「こんなやつ知らねー」 素っ気なく言う裕也。 嘘つくな!ルームメイトでしょ。 初日にも会ったでしょ。 「あのね、ルームメイトなの」 裕也の代わりに私が カイチ君に説明する。 「そうなんだぁ。 あっ、雅ちゃんの席ここだから」 「え゛っ !?」 カイチ君は、裕也の隣の 席を指差す。 あ り え な い ・・・