子供の様に駄々をこねる由愛。 ちょっとだけ嬉しい。 離れるのは私だってちょっと 寂しいし、ずっと一緒にいたい。 嫌だよ?でもね・・・ 「由愛、ずっと会えない訳 じゃないんだから。 寮生活だけど、たまには 遊びに行くから。ねっ?」 慰める様に言った。 すると由愛は、 「あっ・・・」 何か思い付いたよう にニヤッと笑った。 絶対さっき私の言った 言葉聞いてないな~。 てか、由愛がこの顔のときは あんまり良いこと考えて ないんだよね~……