奴は朝飯を取りに行くとかいって部屋を出ていった。 あたしを縛り付けて。 「もぅーっ!!」 奴が戻ってくるのも時間の問題。 あたしはとにかく足のロープを外そうともがいていた。 幸い、結び付けが甘いようで、あと3分もあれば外せるだろう。 そしてあたしはこの部屋から脱出し、警察に駆け込み、自由を手にするのだ。