もう逢えない?

どうして??

私は急いで桜の木まで走りだした。

「っ刹那!!」

刹那を見つけて叫ぶと刹那はこちらを振り向いた。だけれども仙樹さんに背を押されて桜の木にきえて行った。

「はあはあ。間に合わなかった・・・・」

私は呆然と立ち尽くした。