悪魔と騎士団 ver.2


「・・・あなたにも色々理由はあります。

 そんなに落ち込まないで下さい。

 その気持ちは必ずミラノさんにも

 しっかり届いていますから・・・」

少女はクラインの頭にそっと手を置き、

目を細めて笑って見せた。