塚、私は関係なくね? 隼人になんか怒られることなんてした? いや、してないよね?どこからどう考えてもしてないよね。 私が怒られる要素ゼロだよね? 私、そろそろ限界なんですけど。 プチン、と私の中で何かが切れる音が確かにした。 ゆらゆら。 座っていたソファーから腰を上げる。 そして、まだペラペラガミガミと私に怒っている隼人を見る。 激しくウザい。 それからそのまま、まだメンチの切り合いをしている男ども四人に視線を滑らせる。 ――ブチッ―― もう一度、私の頭の中で何かが切れた音がした。