…っ! いつもより低い棗の声にビクッと体が反応する。 …こんなの… 棗じゃ無い…。 「棗…どうしたの?」 棗の様子を伺うように棗の顔を覗く。 「少し…黙って?」 棗の目が真剣だったので、棗に言われた通り、黙ると… 棗の顔が近付いてきた。 っ!? え、何、棗にキスされる!? 何、何で!? そう思っている内にも棗の顔は近付く。 もぅ駄目!キスされる! 咄嗟に唇と目をギュッと固く閉じた。