「・・・・・・・はぁ?」

「だぁかぁらぁ!ごめん!男子校に行くことになっちゃったのよぉ。」

「何言ってんの?あたし、女子だよ!?男子校になんていけるわけないじゃん!!」


あたしは愛敬 藍夢(アイキョウ ラム)。高校1年生。
今、転校先の高校が男子高校になっていて、お母さんと口げんか?しています。


「あたし絶対いかないからね!男子高校で3年間も暮らしていけない!しかも寮生なんでしょ?死んだほうがましだから!」

「男子高校のことはゴメンね?でも、もう荷物とか、全部送っちゃった♪」

「はぁ?」

「とにかく行ってらっしゃ~い★」


と言って、車で送ってもらい、しぶしぶ学校にいってみた。まだ行くとは決めてないし。


「ねぇ、お母さん」

「ん?なぁに?」

「校長先生あたしが学校来ていいって言ったの?」

「もちろん!だから今、学校に送っているんでしょ?」

まじかぁ・・・。

「校長先生も是非!っておっしゃってたの。だから、おねがい!行ってくれる?」

「・・・・・・。しょうがないなぁ。ただし3ヶ月行ってみて、楽しかったら行く。でも嫌だったら女子高校行くからね!」

「ありがと!あ、ついたわよ♪いってらっしゃーい♪」